調査事例【浮気調査】名古屋市 50代女性の依頼
定年間近のご主人の女性関係を調べてほしい。
依頼内容
定年を後数カ月に迫った夫を持つ奥様と30代の娘様が御相談者様。娘様は付き添いで依頼者様はお母様、なぜ娘様がついて来たかは。
- 今、娘の私は妊娠4カ月、母の話を聞いて探偵社に調査を依頼して真実を知る必要があると思った。
- しかし、母は感情が先走り探偵社に依頼が上手く出来るとは思えない、夫とも相談して北村調査事務所に私がお母さんを連れて行き、調査依頼の趣旨と母のことを、きちんと お願いすることになった。
- 調査の結果がどのような事実が出てこようと、私(娘様)には連絡せず、全て母に伝えて欲しい。
- でも、30年以上連れ添った両親ですから、極力離婚にはならないことを望んでいる。
- 調査依頼をお願いしようと、私も母も考えるようになったのは、数か月前に父が名古屋市内の「離婚に伴う年金分割講座」の受講をしたことが判明したから。
- 父は若い頃から若い女性にもてて、よく母と口論になったことがあったが離婚には当然至らなかった。
- しかし定年退職を目前にして、「年金分割講座」の受講は離婚を考えていなければ全く必要のないことで、明らかに離婚を意識しているとしか、母も私も考えられない。
- 今回、調査依頼したい調査対象者は母に心当たりがあるようで資料を持ってきました。
とにかく、父にも後数カ月で孫ができるので、最悪の離婚にはならないことを祈っています。それと父の報告はくれぐれも、母だけにお願い致します。私が報告を聞くとお腹の子供に良くないので。
浮気調査の内容
お母様が怪しいと考える女性の数が多すぎて、調査対象者が絞り込めないため、直接お父様の行動調査にて、「年金分割をしてまで、離婚をすることを考えることになった女の身元を確認」することとなった。しかし、高齢者の「浮気・不倫調査」は若者の不貞行為と違い、毎日とか一日おき等、短い期間での接触がないのが特徴。ただし、仕事と言って出かけた先が「証券会社」であったり「公営ギャンブル」であったことが判明。
後日、依頼者様から証券会社から送付されてきた書類「有価証券売買報告書」からお父様が、かなりの持ち株を売却して現金を手にしていたことが判明。その売却金額は、自宅にも無く、お母様も知っていなかった。
調査開始から約一カ月弱の週末、いつもと違うルートを通り、某マンションに入って行った。名古屋市内でもかなり高級マンションで、各戸に世帯主名が出ており、お母様に報告したところ、20年近く前にお父さんが会社で噂になった勤務先の女性の自宅と判明。
後日から、その女性とお父さんの両名の行動調査に移行。さっそく次々と情報があがってきた。女のフルネームが判明したので生年月日の確認調査をしたところ40代前半。お母様の申告が正しいのならば、お父様が居る会社に新入社員で入った時から「浮気・不倫」関係は続いていることになる。
- 女が住んでいるマンションには、女の両親が同居していて、お父さんがマンションを訪ねた時に両親は在宅していた(写真撮影有り)
- 女の乗っている乗用車の取得年月日から判断すると、お父さんが株「有価証券」を売却した時期と非常に近く、また金額的なものも、限りなく類似するためお父さんがこの女に車を買い与えたと考えるのが相当と思われる。
- また、お父さんが同マンションを訪ねた日は、当該女性の誕生日であり、3時間以上マンション内にいて、帰宅してから食事をほとんど食べなかったことから、同マンション内で食事をしてきたと推測することが妥当と思われる。
- 年末の某日、忘年会で遅くなると事前情報が有った日のこと、忘年会が引けた後、お父さんと当該女がタクシーにて市内のラブホテルに入り数時間を過ごした(写真撮影有り)
- 上記の事柄から当該女とお父さんは、女の両親が認めた大人の付き合いであり。
浮気調査の報告
数カ月による調査期間の間に、依頼者様であるお母様に、常時、調査報告を入れていた為に報告書の引き渡し時には、大きなショックはないように見受けられたが、やはり高齢になり孫も生まれるのに(下の娘も縁談が決まり翌年に結婚)自分が怒りにまかせて、離婚はしたくないとのこと。
当然、お父さんから離婚を言い出した場合には、「浮気・不倫」は認めない人だから、この「報告書」を使って謝罪させるつもり。まずは、市町村役場に行って「離婚不受理届」を出しお父さんが何をしても離婚の意思が無いことを公的にしておくこととした。
【調査報告後】
浮気調査が完了して、5年後の今現在も離婚には至っていないが、「浮気・不倫」相手の女との付き合いも終わっていない。二人の娘さんから、いさめられたらしいと依頼者様は言ってみえたが浮気癖は、漫画のように簡単には治らない。
しかし二人の娘さんに子供ができて、3人の孫を持つようになって若干ではあるが、浮気のペースが落ちたようにみえると依頼者様から連絡を頂いている。(お父さんから、離婚話は出ていない) 社内不倫をして20代前半からお父さんと付き合って、今現在40代中頃になった女も考えてみると哀れである。
社内外的に不倫の話は出ているだろうことは、想像に難しくなく、他の男性が声をかける訳もなく自業自得ではあるが、後数年で50才になり、年老いた両親と暮らしていく独身女の末路を見た調査だった。
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