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調査事例【浮気調査】名古屋市 10代娘様の依頼

お母さんが、浮気していると娘様が・・・ 父親を連れて来社。

ご相談 一回目

会社のフリーダイヤルに、あきらかに未成年者だと分かる声の女の子から電話があり、話を聞いたところ、内容は、「母が浮気をしていると思うので調査して欲しい」との依頼。
電話をかけてきた、少女の年を聞いたら、13才の中学一年生とのこと。
いくらお金を持っていても、未成年者では契約はできないので、お父さんに相談しなさいとアドバイスをして電話を切った。

ご相談 二回目

数週間後に電話があり、「何日前に御社に電話した娘の父親です」という男性からの相談依頼。
内容は、前述の少女に促されて電話をかけているとのこと。
「浮気の確証はあるのか」聞いてみたところ、妻も仕事を持っているので本当のことは分からない、ただ妻の仕事は時間が不規則なので把握することが難しいとのこと。
勘違いならば良いのですが、一度事務所に相談をしに伺いたいと言われて、ご来社日時を決めた。

ご相談 三回目 ご来社

てっきり、相談者の父親だけが来社すると思っていたら、最初に電話をしてきた少女も一緒についてきた。
娘を連れてきて、申し訳ない、しかし娘がどうしても一緒に行くからと聞き分けがないのでと挨拶をされた。

相談者のプロフィール (勿論、個人が特定できないようにフェイクが入っています)

相談者家族構成 
夫  40代 バツ一 (前妻とは死別、娘は前妻との子供)
娘  13才 中学一年生 (夫の子)
息子 10才 小学生 (今嫁の連れ子) 
嫁  30代 バツ一 (前夫とは協議離婚)

家族構成を聞いた上で、なぜ母親が浮気をしていると思ったのかを聞いてみた。
父親と娘から聞き取った事柄を箇条書きにすると下記の通り。

  1. 数年前から携帯電話を肌身離さず、トイレにも風呂場にも持っていくようになった。
  2. 服装が派手になった。
  3. 家事が手抜きになった。
  4. 家にいる時間が減った。
  5. 父親が仕事で留守中に、母親が車の中で携帯電話を使い喋っている(長時間)
  6. 娘が部活で学校へ行った時に、体調が悪くなり早退した時に、帰宅途中の公園で弟が一人でいるところに出会い、一緒に帰宅した。
    家の駐車場に見知らぬ車が止まっているので、来客と思い静かに家のドアを空けてみたら玄関に男物の靴が脱いであり、お父さんお母さんの寝室から××××な声が聞こえてきた。
    弟にこの声を聞かせてはいけないと思い、静かに二人で公園に行き、自分が部活を終わって帰る時間まで公園で弟と一緒に過ごした。
  7. 弟を連れて帰宅後、先ほどの車は既にいなくなっていた、母親に「弟が家にお客さんが来ていると言ったが誰が来ていた?」
  8. と聞いたら、「キョロって」←娘の言葉、「会社の営業さんだよ、打ち合わせ」と言ったそうです。
    中学一年の女子でも、母親の仕事に営業は関係なく、ましてや夫婦の寝室で何の打ち合わせをしたかは分かったようです。
  9. その後、上記のことも父親に言えず、母親にも問いただすこともできずにいた時に、ネットで北村調査事務所を知り自分で電話をしたところ、未成年者とは契約できない、お父さんに相談しなさいと言われる。
  10. 娘が、母親が風呂に入っている間に携帯電話のメールチェックをしたら、仕事に行ったはずの日に、宿泊施設に行ったことが判明して父親に母親の状況を話す気になる。
    しかし、携帯電話の履歴はコピーできなかったし、もしコピーできても母を信じている父親に見せたら、頭がおかしくなってしまうのではと本気で心配した。
    娘さんに、一部でも良いので、具体的に教えて欲しいと頼んだところ、長い沈黙があり、今どきの中学生でもあんなメールはしないですと言われた。
    証拠のメールの保存方法をお教えして、調査を引き受けることとした。

それにしても、上記内容の9割は娘さんの証言で依頼者である父親は、自宅でどこまで話を聞いていたのか・・・・ 
13才の女の子が調査会社の人に、事の重要性を伝えきろうとする態度が痛ましかった。
隣に座っていた父親は、魂が抜けたようだったが。

何はともかく、弟は事態が分かっていないので分からない内に調査を完了させることとした。

最後に父親に、浮気が確定したら離婚するのか、再構築なのかを聞いた、調査結果次第ですと言われて、分かりましたと答えた時に娘さんが寂しそうな何とも言えない目をしていました。

調査打ち合わせ

父親は、朝早くから夜遅くまで仕事、残業が長引くと帰宅が24時過ぎになることもあり、妻の行動はまったく把握していなかった。
当然、これからも無理、そこで仕方なく娘さんに協力を依頼した。
娘さんらは、嫌な物を見るかもしれないが、お母さんの携帯電話の内容がリアルタイムに分かるのは貴女だけだからとお願いした。

母親の仕事は、一週間ごとに早番遅番があり、本当は休みでも嘘をつかれて外出されれば、どうにもならないため取りあえず二週間は、みっちり調査することとした。

調査開始

週の初めから調査開始、夜勤であったため昼間に何かあるかと思ったが何も無かった。
娘さんからも、夜勤の時は母親がお風呂に入るタイミングに携帯電話にさわることが難しいと連絡が入る。
4日目、母親が自宅を車で出て、職場と違う場所に行った。
けっこうな田舎の大型スーパーに入る、駐車場の中に入ると一番奥に一台だけ止まっている乗用車の横に停車。
自分の車から降りると、隣の車の助手席に乗り込んだ。
母親を乗せた車は、どこにも寄らずに宿泊施設にチェックイン。
出てきたのは翌日の昼でした。
昼の移動ですから、映像も鮮明に撮れて、男の車を追尾して自宅を判明しました。

結局、二週間の間に3回の不貞行為を確保、証拠としては十分過ぎる報告書が出来上がりました。

調査終了前の打ち合わせ 1

娘さんには酷なお願いをしてありました。
携帯電話(スマホではない)のデータのバックアップとSDカードのコピーです。
しかし、携帯電話の本体にはどうでも良い写真とかメールしか残っていませんでした。
しかも、携帯電話にはSDカードが刺さっていませんでした。
娘さんが過去に母親がSDカードを使っていることを知っていましたので、電話で「北村さんSDカードを探しているのだけど、あんな小さい物は皆さんどこに隠しますか?」と聞かれていました。
散々色々な場所を指定して探してごらんと言ったのですが、全て空振りでした。
その代りに、見たこともない母親の下着(子供の前では絶対に、はいて見せない)を発見しました。連絡が入りましたので下着と隠してある場所を写メで数枚撮って貰いました。
SDカードを諦めていた頃に娘さんから電話がありました、『北村さんSDカードありました場所は母親の使っているデスクの引き出しの裏にテープで止めてありました、持って行きたいのですが、持って行くと無くなっているのがばれるのでどうしたら良いですか?』
と、「良く探したね、明日の夜にバックアップを取りに自宅まで行くので、SDカードの中身は見ないように」と言いました。

SDカードの中身は、写真・動画・大量のメール、この中身は大人でも気持ち悪い、まして中学一年生の女子には、絶対に見せられないものばかりでした。
そして、一番厳しい現実は、母親の不貞相手は、母親が再婚の前からの付き合いがあったことです。
正しくは、前夫とは、夫婦になる前から男女の関係だったという事実。
再婚相手の現夫とは、不貞相手が妻と別れたら結婚するつもりでいること、相手方妻が離婚に応じなくても病気があり余命は長くないことを過去のメール内容から知りました。
一番酷いことは、不貞相手と結婚する時に自分の連れ子の男の子は連れて行く、 なぜなら連れ子は不貞相手の子供であり、メールの中で度々と「最近は、見るたびに俺に似てくるな」と不貞相手が言っていること、前夫が養育費をいまだに支払っていることを、あいつは馬鹿だ、○○○のくせに生意気だ。(人間不信になる人が出るといけないので自粛) 不貞相手の男に、早く貴方と結婚したい、貴方の子供が産みたい。
私が今の生活を我慢できるのは、貴方との結婚が将来にあるから、そうでなかったら他人の子供にお母さんなんて呼ばれたら気持ち悪くて我慢できない。
当然、男の方も、それは人として、どうだろうか、と思わせるメールの内容オンパレード。
「お前が旦那も貴方と同じO型だから妊娠しても大丈夫と言われた時はラッキーと思った」長いこと調査の仕事をしていても、ここまで酷いのはなかなか無い。
(証拠として、文言が残っていたということが少なかったというだけで、血液型からは親子だが、DNA鑑定の結果では、親子関係は、全く無いという事例は多々有り)

調査終了前打ち合わせ 2

報告書を作成する前に依頼者様に、事務所に出向いて頂くことは多々ありますが今回の調査結果は、依頼者様はともかく、未成年者が二人もいるので、しっかりと打ち合わせ。
結果は同じなのに、何を大げさにと思う方も多いと思いますが、現場は結構大変です。
まずは、お父さん(今夫)に対して、内容は言わずに調査結果は最悪でしたと、不貞行為はありました、しかし、もっと酷い裏切りがありましたと。
不貞行為だけなら、調査依頼をした瞬間から一定の覚悟はできています。
しかし、不貞相手の男の子供を養っていたと知って大丈夫な男は少ないです。

まずは、不貞行為の証拠をお見せして、ここから先もまだ色々ありますが、今日一日で聞きますか? それとも後日にしますか? とお聞きしたところ、後日にお願いしますとのこと、まあそれが普通です。
今まで信じてきた嫁に裏切られたのですから、大半の依頼者様は報告を聞くと吐きます。
次回のご来社日時を決めてから、「ご主人、いいですか、既に何年も裏切られていたのですから、次回の報告を聞くまで奥様には、何も言わずに普段通りに接してください、その間にご自分がどのようにしたいのか、考えをまとめておいてください」と伝えました。

数日後にご主人から電話がありました。
次回の報告の日時の取り決めと、報告時は娘様同席で、お願いしたいとのことでした。

ご報告前の書類整理

北村調査事務所での、不貞調査に関する証拠に基づく報告書は、既にできているのですが、娘様が提出して頂いたSDカードのメール、写真、動画、等々の整理が数日かかりました。
量的に多すぎて、紙の書類では、見て頂くのに何日掛かるか検討もつきません。
しかたがないので、北村調査事務所でお客様専用ノートPC(最近は調査資料をUSBで持ち込まれる依頼者様が多いため、ネットにつながない専用機)にインストールして、見やすく整理した。
※ 前回のご来社の後に、娘様が母親の古い携帯電話(解約済み)3台を発見して、北村調査事務所に持参して、全てのテータをPCに移植するという作業があった。
当然、中身を確認しましたが、未練がましく処分しないで取ってある携帯電話ですから、見たくもないし、見せることもためらう内容でした。

調査報告

父親と娘様が来社。 前述のノートPCに入っている「北村調査事務所の調査報告書」をお見せして、ここまでは前回までの説明通りです。
しかし、新しい事実がありますと、メールのやり取りを開きお見せした。
ファイルを開く前に、あまりに多すぎる情報量なので、こちらで整理しておきましたと。
内容は箇条書きで下記の通り。

  • 不貞行為は有り。 (映像を見せた)
  • 相手は同じ職場の男性A。 (宿泊施設の出入りの映像を見せた)
  • 男性Aは、妻子あり。 (妻子を連れて買い物中の映像を見せた)
  • 男性Aとは、明確に付き合いだした年月日は不明だが、連れ子の父親であることは明白、現在、連れ子は10才なので、最低でも11年以上前からの付き合いである。(メールのやり取りを見せた)
  • 嫁の前夫も被害者であること、男性Aの子供を認知(婚姻中の出産のため当然ではあるが)し、今現在も養育費を毎月払っていること。
  • 嫁は将来、男性Aと結婚を真剣に考えていること、当然、男性Aの実子。10才の子供は連れて行く考えであること。
  • 娘様の証言から最低一度は、自宅に男性Aを連れ込み性交渉があったこと。
  • 自宅に男性Aが来る時は、10才の弟は外出させられていること。
  • 調査の結果、男性Aの妻は病気ではないこと。
  • 今回の調査の結果で判明した事実は、加害者は男性Aであり、Aは妻の前夫と、現夫、そして現夫の妻をも騙していたということ。
  • 当然ではあるが、男性Aの本妻も被害者であること。
  • 男性Aは、前夫をATM一号、現夫をATM二号と呼び、妻も同じ名称で呼んでいること。
  • 男性Aは、年収1000万円以上は間違いないこと。
  • 男性Aの妻は、今回の事情は全く知らないと思われること。

ここまでの、内容を報告書と娘様が集めてくれた情報を基に、理路整然と説明した。
北村調査事務所でも、携帯電話の増加に伴もない、浮気や不倫の判明が携帯電話からということは、多々あるが今回のように中学一年生の女子が母親の携帯電話から、母親の過去の情報や現在のことまで調べあげた例は、非常に少ない。

一通りの報告はしたのだが、当の依頼者様である父親が、魂が抜けたような状態で、質問をするでもなく、ただ下を向いたまま固まってしまった。
最後の報告の部分、動画の確認をして貰う予定だったのだが、とても無理のようなので、声をかけた。「動画の確認は次回にしますか?」
父親→無言
娘様→「お父さんしっかりして、あの女の正体まだ分からないの」
父親→無言
娘様→「私も学校があるから、毎回お父さんに付き合ってはいられないのよ」
父親→無言
娘様→「北村さん、お父さんに動画を見せてください、私なら平気ですから」
北村→「いや、動画は貴方がいないところで見て頂きたいのですが!」
父親→無言
娘様→「私は、動画は見ました、あの女が男AとSEXしているところ」
北村→「あー、見ちゃったの」
娘様→「はい、見ました、だから大丈夫です」
父親→無言
娘様→父親の背中あたりを、強くたたく。(バッシーン)事務所内では聞かない音
父親→「動画を見せてください」
北村→「○○ちゃん、一度見たと言っても、親子で見る物ではないから、終わったら電話するから、事務所の女性スタッフと喫茶店に行ってきて欲しいな」
娘様は、北村調査事務所の女性スタッフと近所の喫茶店へ行った。 北村→「では、動画を再生します、年月日を良く見てくださいね」
父親→「はい、お願いします」
動画を再生する時は、音声はなるべく小さくするのですが、今回は本当に本人にしか聞こえない位に小さく絞ったのですが、事務所内が静か過ぎて・・・・

現在の携帯電話(日付で分かる)SDカード1枚と古い携帯電話3台分の動画を、あまりに長いので約25分位にまとめた動画を見て頂いた。
25分の動画の間にトイレに二回、見終わるまでに40分はかかった。
(色々な物を見てきた私でも気持ち悪い、当然、妻が見知らぬ男と、二回くらい吐いても何も不思議ではない)

北村→「見たくありませんよね、こんな気持ち悪い物」
父親→「北村さん、ありがとうございました、本当はもっと長いのでしょう」
北村→「そうですね、とても長いです、でも十分過ぎるでしょう」
父親→「あれが、私の妻とは・・・・  娘もあの動画を見たのでしょうか」
北村→「見ましたね、だからお父様にしっかりして欲しくて、叩いたのでしょう」
父親→「私はどうしたら・・・・  よいのでしょう」
北村→「それは、ご主人が決める事ですよ」
父親→「選択肢は、どれぐらいありますか?」
北村→「何通りもあるので・・・ 離婚の意思は?」
父親→「あります、子供のためにも離婚はします」
北村→「相手の男は、訴えますか、それとも示談にしますか?」
父親→「相手の出方しだいですね」
北村→「・・・ 選択肢は私が、フローチャートにしておきますので、まずは弁護士を選任した方が良いですよ、誰かお知り合いの弁護士はいますか?」
父親→「いえ、北村調査事務所様でご紹介頂けませんか」
北村→「分かりました、顧問弁護士に連絡して打ち合わせをしておきますので、今日は娘様を連れて帰り、男性Aと嫁をどのような処分にしたいか、考えをまとめておいてください」

娘様を電話で呼び戻し、父親と一緒に帰宅させた。
その日の夜に娘様から、相談したい事柄があるので事務所訪問の日時を決めて欲しいとメールがあった。
日時を決めて娘様を待った。

ご来社された娘様の、お話の内容は、色々と要望があったが、要約すると「父娘家庭」で構わない、一刻も早くあの女を叩き出して欲しいとのこと。
「弟は、どうするのか? そもそも、弟に対してどのように考えているのか」
と聞いたところ、長い沈黙の後、「それは私が決められない」との返事。
一緒に育ったのだから、当然に情はあるのだろう。
こんなこと、聞く方も厳しいです。

調査結果

男性Aとの間に、「和解に伴う、守秘義務契約書」があるので、多くは書けないが、 北村調査事務所では、慰謝料(○○費+○○費)ベスト5に入る、高額になった。
男性Aの社会的地位が高かったために、依頼者様は高額慰謝料にこだわらなかったが、男性Aが、調停や裁判は止めて欲しい、示談でお願いしたいと、当方弁護士に懇願したそうです。弁護士いわく、条件は満額引き出したとのこと。
嫁は、当然に離婚とし、財産分与無し、慰謝料は月々、〇万円の60回払いとした。
弟は、嫁が引き取った。

 

関連情報

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