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浮気調査でご依頼になった40代の男性のケース

依頼内容

妻の浮気を報告書にして出して欲しい、相手の男には慰謝料請求する、妻とは離婚して新しい人生をやり直す。

ご自分の意思をはっきり言う依頼者様で調査会社としては、仕事の最中に相談されることなく、こちらから仕事の進捗状況をお知らせするだけの男らしい依頼者様。当然、浮気の事実が有ったので報告書にしてお渡しした。報告書を提出する前に弁護士さんを紹介してくださいと言われていたので、北村調査事務所とは10年以上のおつき合いのある弁護士さんをご紹介させて頂いた。

弁護士さんには調査の現場が終わった段階で○○さんをお連れしますので宜しくお願いしますと言ってある(調査の内容と依頼者様のご希望は既に伝達済)弁護士事務所へ依頼人様と出向き、弁護士の先生と三人でこれからの段取りを入念に打ち合わせをして、当然、委任状を書き着手金を払い、では先生書類ができたら送ってくださいと書類のやり取りの方法も決定して弁護士事務所を後にした。

裁判をすると言っても、日本の裁判制度(家事審判)では調停前置き主義があり最低一度は調停を踏まなくてはいけない。別に調停は気に入らなければ不調にして流してしまい、裁判の申し込みをするだけ。一回目の調停が終わってから。(この段階で依頼人様は、かなりイライラしていた)

依頼者様 「調停で弁護士が証拠の報告書を使わなかった」

依頼者様 「調停で弁護士が相手の言うことに反論しなかった」
等々。

北村所長 「調停は不調にして裁判をするのでしょう、形式的に調停をしただけでしょう」

北村所長 「裁判になったら報告書の証拠を使うと弁護士さんに言われていたでしょう」

依頼者様 「あぁ、そうでしたね」

北村所長 「大丈夫ですか? 2時間も3時間も裁判の仕組みは説明しましたよ」

北村所長 「何か不満とか納得できないことでもありますか?」

依頼者様 「いいえ、大丈夫です」

北村所長 「弁護士さんから次回裁判の日時が決まりましたら連絡が行きますからね」

依頼者様 「はい、分かりました、宜しくお願いします」

というやり取りがあり、後は弁護士の先生に任せても大丈夫、報告書は完璧、裁判の結果が楽しみと余裕を楽しんでいたら、数日後に依頼人様から電話が。

依頼人様 「北村所長さん弁護士を変えることにしました」

北村所長 「えっ、せっかくここまで来たのに、何か不都合が有りましたか?」

依頼者様 「いいえ、僕の友達の知り合いが弁護士を知っているので」

依頼者様 「ですから、友達の知り合いに頼んで弁護士を紹介して貰うことになりました」

北村所長 「そうですか、ではご紹介した弁護士の先生には解任通知を出してくださいね」

依頼者様 「分かりました、出しておきます」

別に友人知人に弁護士の知り合いが居るのならば、弁護士の紹介をお願いします、なんて言わなくても良いのに、でも待てよ・・・・
僕の友達の知り合いが知っている弁護士・・・・
まったくの他人じゃないか!
人の考えは色々、依頼者様が自己判断ですることを意見はしません。

それから約2カ月後電話が。

依頼者様 「北村所長さん大変です、助けてください」

北村所長 「どうかされましたか」

依頼者様 「新しい弁護士さんですが、まったく仕事をしてくれないのですよ」

北村所長 「はい? 意味が良く分かりませんが」

依頼者様 「新しい弁護士は共産党系の弁護士で着手金もしっかり払ったのに・・・・」

北村所長 「○○様、北村調査事務所がご紹介した弁護士先生のことなら聞きますが」

北村所長 「今度の弁護士さんは友人のご紹介でしょう、友人に苦情を言わないと」

依頼者様 「いいえ、友人の知り合いの知り合いですから名前も良く分かりません」

北村所長 「ごめんなさいね、次の弁護士さんをご紹介してまた解任されると嫌ですから」

依頼者様 「弁護士さんは紹介すると言ったでしょう」

北村所長 「だから紹介させて頂きました、そして理由もなく解任して僕がお詫びに行きました」

北村所長 「正当な理由があって解任ならば、当然次の裁判の為に弁護士さんをご紹介しますが、次の弁護士さんに今までの経緯を話して受件して頂かないといけません」

依頼者様 「黙って依頼しては駄目ですか?」

北村所長 「駄目です、正直に話します」

依頼者様 「分かりました、もう結構です」

こうして電話を切った依頼者様でしたが、某法律相談所へ行き弁護士さんを見つけたと電話がありました、良かったですね、今度は短気を出さないで弁護士さんと良く話し合ってくださいと言って電話を置きました。

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