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調査事例【結婚調査】名古屋市 70歳の母親のご依頼

結婚相手の女性の「身上書」が不十分で信用できない

依頼内容

今年70歳になる母親が、今年41才になる息子の結婚相手の事柄で、夫婦で話し合っても納得がいかないので、調査の上で結果を見て考えたいと切実なご相談。結婚相手は息子の小学生の時の同級生。

納得がいかないのは、どの部分なのかと聞取りを開始すると、相手の女性が出して来た「身上書」をバックから出して「北村さん、この身上書を見て、どう思われますか」と聞かれた。

身上書は、両家の顔合わせの時に相手の女性が、出してきたそうです。
中身は、当然、自分の名前、生年月日、学歴、職歴、現住所、本籍地が書かれているのですが、現住所が名古屋市内でも、少しは分別がある人なら、なぜに、その場所にマンションを借りる、もう少しまともな所もあるだろうと言われる場所。それだけなら、まだ節約家とも取れるのですが、両親の住んでいる住所(実家)の記載が無く家族構成に至っては、まともに記載がないので、母親がその場で聞取りをして文章を補填したそうです。

41才になる女性が実家の住所を記載しないのを、どのように良心的に解釈しても納得がいく結論が出ず、夫と相談の上で北村調査事務所へ調査依頼し不明部分の補填と、女性の実生活を調査して息子に相応しいか判定したいとのご依頼。

依頼者様の自宅は商売をされていて、多数従業員を雇っているため、お嫁さんに来て頂くならば、現在はお勤めに出ているが、退職して家業を手伝わなくてもよいが、せめて専業主婦になって欲しいのがご両親の御希望。
しかし、女性は勤めを辞める気は全くなく、依頼者の奥様はがっかりしている。

調査開始

身上書に実家の住所を記載しない理由は、現場に行って直ぐに判明した。とんでもないゴミ屋敷で、玄関はかろうじて分かるが、どのようにして出入りしているのか外観からは判断できなかった。確かにこの状態の実家は、身上書には書けないだろうと思わせるものがあった。雪が降りそうな真冬時の調査なのに、色々な腐敗臭が入り混じり、目を開けているのも辛く、当然、普通に息もできない。
調査員がここを調査するならばマスクが要りますねと言ったが、無しで家の中の人はどの様に過ごしているのだろうか、家屋の写真を取り実家の外部調査完了。近隣のご家庭に聞込みをかけるまでない、とんでもない実家。

兄が飲食店を数店舗経営していると、母親の聞き合わせで、女性が言っていたそうなので裏付け調査をしたところ、一年前に兄は死亡していて(死亡理由は未調査)実家の土地建物はその時には商売の為と思われるが担保抵当に入っている。しかも税金が長期未納の為に、名古屋市から実家の土地建物は差し押さえ物件となっており、近々競売に係ることは明白、しかしあのゴミ屋敷では落札者はいないだろう。

女性の素行調査をあわせて進行していたが、結婚を予定している41才の女性とは思えない素行だった。具体的な場所等は伏せるが、仕事が終わった後で、アルコールの出る店に行き終電に間に合わずタクシーで帰宅することが多々あった。これだけ自由な生活をしていれば、結婚して夫の家族に囲まれて気を使いながら生活をするのは確かに無理だろうと思われた。

調査報告

報告書が出来ましたと連絡を依頼者様の母親にしたところ、夫と一緒に来社して説明を聞きたいということで待っていました。ご主人と一緒に来社されて、説明は後からしますから、まずは報告書を読んでくださいとご夫婦に報告書を渡して質問を待っていると、母親が夫に「ほら、やっぱり私が言ったとおりでしょう」と、どういう事かと訊ねたら、身上書に実家の記載が無かったのを夫に言ったところ、それは書き忘れたのだろうと夫が言っていたそうです。

しかし、報告書の中に写真でゴミ屋敷がバッチリ写っているのを見ると夫も、こことの結婚は無かったことにしないと、こことは姻戚関係にはなれないと言い放ちました。

当然ですが、一年前に死んだ兄が飲食店を経営できる訳もなく、全てがでたらめでした。

調査報告後

息子の彼女を呼び出して、食事の場を設けたそうです、報告書を見せながら、なぜ本当のことを言わなかったのか、彼女に問いただしたそうですが、終始無言だったそうです。息子の母親が70才を過ぎて、息子の嫁のことでこんなに苦労するなんて思ってもいなかったと言われたことが印象的でした。

関連情報

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