メニュー
メニューを閉じる
HOME調査事例調査に至らなかった事例明日、妻が浮気をしますので調査してください。
調査事例

調査事例 【調査に至らなかった事例】 愛知県

明日、妻が浮気をしますので調査してください。

ご相談

タイトル通りで、本日に電話が有り、来社して相談したいとのことで、待っていたら40代くらいの男性が来社。
相談内容をまとめると下記の通り。
① 昨日に妻の携帯電話を見たところ、明らかに浮気相手と思われる男とのやり取りがあった。
② メールの内容では、明日の昼から妻と会いラブホテルに行くようだ。
③ 妻は専業主婦で平日の昼間に外出は簡単です。
④ 男の名前には心当たりが有りません。
⑤ とにかく、私は明日、仕事に行くのでその後から妻の行動を尾行して、不貞の証拠を取って欲しい。
⑥ できれば、相手の男の住所、名前、職業も調べて欲しい。

浮気調査打合せ 1

相談者様に、住所を聞き取り、マンション住まいと分かったので、「そこのマンションは外から、奥様が外出するのが見えますか?」と聞いたところ「いいえ、うちのマンションはセキュリティが良いので見えません」とのお返事、「では、奥様のお写真はお持ちですか、携帯で撮った写真でも問題有りません」と聞いたところ「有りません、自宅に帰れば、数年前に取った写真は有ります」とのお返事。
「かなり大きなマンションですから、奥様を特定できる物がないと現場の調査員仕事が出来ません」と言ったところ「うちの妻は背が低くて特徴のある髪形をしていますから分かります」と言われた。
「ご主人、良く似た人を尾行して他人だったら責任持てませんよ」と言ったら、
「それは困る、貴方の会社はプロの探偵社だろ!」
「ご主人、調査が二回目以降であれば、当然おっしゃるとおりですが、初回は奥様の最近のお写真がないと厳しいです」

と、不毛な話をしていたらご主人が、「北村さん、ところで調査費用はいくらぐらい掛かりますか?」と聞いてこられたので、「奥様が判明して尾行が出来たと仮定して、ご主人の指示通り朝の8時から調査して昼の3時位に帰宅されれば調査時間は7時間ですからこれくらいです」と北村調査事務所の調査料金表をお見せしたところ、「ふーん、なるほど、では妻の帰りが夜の10時位になったらどうなるのですか」と聞かれたので「昼の3時に調査が終わる見積りに純粋に7時間分が加算されます」とお答えしました。
「高いですね」と言われたので「当初の調査見積りが7時間ですから、14時間の調査見積りは当然二倍になります」
「奥様の行動が分からないので調査を入れられるのでしたら、正確な見積りは不可能です、何時に出て、何時に帰るのかが不明な調査に正確な調査費用を言えと言われれば、ご主人が外出中(奥様は夫が帰宅するまでには家に帰っている)の全ての時間を調査時間として、見積る以外に方法は有りません、当然ですが奥様が予想より早く帰宅されれば安く終わります」とお伝えしました。

調査打合せ 2

奥様の写真が無い事は、ご主人の持っているマンションのキーのスペアを作り、マンション内で部屋の出入りを見る事で合意した。
しかし、調査に入る前に、法律で決められた書面の交付に必要な、印鑑(三文判で良い)も無く、着手金も下見調査の原価を下回る金額を提示されたので、ご主人に何とかご希望を叶えたいと思いましたが、法律の定める書類が作れないのでは、浮気調査をお受けする事は出来かねますとお断りした。

意外だなと思ったのは、「北村さんのところは、頭が固いですね、他社では、24時間、365日、即日対応と書いて有りますよ」
と言われた。
北村調査事務所では、365日24時間の現場調査は創業以来致しておりますが、お問い合わせや、面談してのご相談は、ご予約の上、営業時間中にしかしておりません。
昭和から創業して各調査会社の経営者と懇談することが多いですが、調査業界での一位~十位までの正常営業をしている調査会社は、メールは夜中に送られても、翌日の営業時間内に返信します。
当然ですが、電話相談は、営業時間内です。
メールも問い合わせ電話も、24時間体制で受けている調査会社をイメージしてください。
経営者も調査員も、営業時間以外、調査の現場が入っていない時は寝ているか個人的な用事をこなしています。
ということは、電話に出る相手は、単なるテレホンアポインターと、個人営業の一人親方のところです。
当然、テレホンアポインターは、歩合制ですのでお話は上手です。
よく、ネットのホームページで調査会社テレホンアポインターが何十人と並んでいる写真が写っているのを見ますが、100%嘘です、有り得ません。
それだけで、十分誇大表示ですし、依頼者様に対する誠実義務違反だと考えますが。
上手に話を聞いて頂きたい方にはベストだと思いますが・・・・ 聞くだけですが。

契約書(印鑑が無い)も作れないし、着手金も足りない、何より、調査対象者の妻の写真が無い。
調査事務所の時計を見たら20時を回っている、今回の相談者様は、今から12時間以内に現場調査を望んでいるが、北村調査事務所では、下見調査もせずに現場調査に入った事がない。
まして、法律で定められた書類が作れない、気の毒だとは思ったがはっきり言うことにした。
「○○様、現在の状態では北村調査事務所では調査依頼を受ける事は出来ません」
と言ったら。
「では、私はどうしたら良いのか? どうしても明日の朝から妻の調査をして欲しい」
と強く言われたので。
「○○様、最初に言われた、他社の24時間、365日即日対応の調査会社はどうでしょう、私はそこの会社のことは知りませんので、ご自身で判断してください、しかしどこの探偵社でも、法律(探偵業法)は一緒ですから印鑑も無くて書類を作らないで調査依頼を受ける事は違法行為ですから十分気を付けてください」
と言って帰って頂いた。

翌日

朝8時前に前日の依頼者様から電話があった。
「北村さん、あの後に24時間、365日即日対応の探偵社が、妻の浮気調査を受けてくれたよ」と言われたので。
「良かったですね、しかしよくあの時間から打合せが出来ましたね」と言ったところ。
「○○探偵社は、北村さんのような、うるさい事は一つも言わず住所とマンションの号数を電話で教えただけで、任せてくださいと自信満々でしたよ、下見調査なんか要らないので着手金も安かったです」と言われました。
「書類はいつ作ったのですか?」と聞き返したところ「○○探偵社様は、依頼人様を信頼しているので、口座にご入金さえして頂ければすくに調査に入りますと言われたので、今から入金しに行って来ます」と言われました。

既に、この相談者様には、依頼者様と仕事を受ける探偵社の間で、「法律で定められた書面の交付(双方共)が無ければ違法ですよ、とお伝えしているので」そうですか、良い結果が出ると良いですねと言って電話を切った。

約3週間後

北村調査事務所に前回お断りした依頼者様から電話があった、どうか時間を作って相談に乗って欲しいとの事、業務多忙中だったので来週にでも再度電話して来てくださいと、来週所長の北村が会社にいる日時を伝えた。

翌週

事前に来社予定のアポを取られてから来社された。
心なしか、前回の来社時より疲れているように見えた。
「○○様、今日はどのような相談ですか?」と聞いたところ。
「北村さん、私が依頼した○○探偵社は、どんな探偵社なのですか?」と言われたので。
「○○様、私はそこの探偵社の事は知らないと申し上げましたでしょう」と言った。
「北村さん、そんな冷たいことを、同じ探偵事務所でしょう!」
「○○様、貴方のお話は弁護士さんに相談したほうが良いですよ」

結局、北村調査事務所を通して、顧問の弁護士を使って、知らない探偵社に支払ったお金を取り戻して、そのお金で北村調査に依頼したいということらしい。
そんな都合の良いことばかり聞いていても時間の無駄なので、弁護士会館の場所をプリントして差し上げて、ここでお話を聞いて頂いたら、納得できるでしょうと帰って頂いた。

自分の妻の浮気が、今まさに始まると分かったら、全ての人が穏やかにすることは無理でしょう。
相談者様のお気持ちは、痛いほど分かりますが、法律を無視して営業はできません。

お金の入金日は、別の日でも構いませんが、せめて法律をクリアする書類を作らせて頂かないと、調査のご依頼はお受けできません。

残念な結果になった、ご相談者様の事例です。
北村調査事務所では、売り上げ第一ではなく、顧客利益第一で営業しています。
当然、上記のような事象は数限り無くありますが、探偵社でのご依頼は、コンビニでの買い物とは違います。慎重に検討して頂いても、慎重すぎることはありません。

なぜならば、調査をお引き受けしてから、ご依頼者様からどんなに少なくとも3~5回は、北村調査事務所に、○○○を言い忘れていました、とか○○○を注意してください等、案件にもよりますが、本当に沢山のお電話を頂きます。
調査着手前ならば、問題がないのですが、現場に出て調査を実行している場合には、手遅れということもありえます。

前出の、「明日妻が浮気します」のご依頼者様の間違いは、明日にこだわり過ぎていることです。
夫に妻の浮気が判明した段階で、次回もまた次々回の浮気も十分有り得ます。
ですから、じっくり調査会社で打ち合わせをして、調査に挑めば良いのです。

そもそも論ですが、分からないことがあるから調査会社を使うのです。
ここでは割愛しますが、北村調査会社では、本調査に入る前に収集する情報が多々有ります。
職人の世界ではよく使われる言葉ですが「仕事は段取りが8~9割」と言います。
調査会社や探偵社の場合も同じで、「仕事は段取りが9割」と言っても過言ではありません。
親切丁寧に、依頼者様と打ち合わせを致しますので、ご相談の段階から、まずは熱くならずに冷静に色々な情報を収集しましょう。

必ず、貴方の希望する証拠が集められることと思われます。

関連情報

フリーダイヤル0120-7737-02|メールの問合せはこちら

ページTOP