メニュー
メニューを閉じる
HOME調査事例DV相談における調査事例夫との会話がない、無言のDV被害
調査事例

調査事例【DV相談調査】愛知県

【事例】夫との会話がない、無言のDV被害

お問合せ内容

結婚6年目、まだ30才になったばかりの奥様の相談、ご来社の際に電話での来社予定の打合せにも、ハキハキと受け答えして、とても明るいイメージのご相談者様。北村調査事務所に入って来た時も、身体的にDV被害があるようには見受けられない。

相談内容を聞いてみると、夫とこのところ一年位、まともな会話が無い。朝に妻が「おはよう」と言っても無言。夜に夫が帰宅して「お疲れ様」と言っても無言。唯一、夫が妻に話しかける時は、「いつまで、ここの家にいるの」とか「早く分かれてくれ」とか後ろ向きな話だけという。暴力は一切無く、ただ家の中で妻の存在を完全に無視、町内の用事と双方の親に合わなければならない時だけ対面を保てる程度の会話が有るだけ。

相談内容

北村調査事務所に相談の電話が有った日は、前日の日曜日に朝、妻が起きてキッチンに行ったところ「離婚届に夫の署名押印がしてある書類」がテーブルに置いて有った。夫は日曜日の2時位からスキーに行く為に妻の就眠中に外出。離婚届は外出時に置いて行ったと思われる。

結婚生活は6年だが、4年間の交際期間を経ての結婚で、夫とは約10年間の付き合い。付き合いだした当時の話を聞くと、夫は妻と付き合いだして今までは、一度も浮気や不倫等は一切無く何時も二人で仲良く過ごして来たという。夫は、今までの事を考えると、誰かと付き合いだすと、その人(女)に一途になる傾向がある、私と付き合いだした時も、他に女が居たが、正直に話してくれて分かれて来た。そういう性格の夫だから、現在は他に女がいると考えて間違い無いと思う、とにかく自宅の中で妻として女として、存在自体を無視されることは精神的に耐えられない。

北村調査事務所のHPを見て、相手を無視するのもりっぱなDVと書かれているのを読んで調査依頼を決めて来た。

夫の外出及び外泊の今までの状態を聞取り、最近では週末はまったく自宅に寄りつかないとの情報から、週末(金曜日の仕事の終了時間)から帰宅までの調査期間とした。

調査開始

週末に某所で女を車に乗せて、県外のスキー場へ、スキー場が開くまで車中泊。夕方4時まで遊んで帰宅してしまった。今週はカラ振りかと思ったら翌日の午前中に外出して、前日の女を車に乗せラブホテルチェックイン、結局は日曜日の深夜までホテルから出ることはなかった。

結局、数週間の調査の結果、女は妻の友人であり職場の後輩で24才、調査の後半では夫が女の自宅(両親と三人暮らし)まで車で迎えに行き、女を乗せて外出しラブホテルで外泊した。夫と女の行動から推測すると、結婚を前提として付き合っている男女と考えられる。

調査報告

今回のDVと浮気調査は、依頼者である妻には、大変辛い報告だった。

夫の浮気相手が後輩で有り、妻は浮気は有るだろうと想像していただろうが、まさか知り合いとは思いもよらなかった。しかし、調査事務所としては、後輩で家庭のことも知っている、当然、先輩の夫との不倫関係で、「私は相手が結婚しているとは知りませんでした」は通用しないので、慰謝料請求の対象になりますが弁護士さんを紹介しますか、と聞いたところ「はい、お願いします」と即答。

後日、弁護士事務所へ依頼者様を連れて、御相談に行った。

調査結果その後

依頼者様はその後、弁護士さんへ正式に仕事を依頼され、後輩の女から慰謝料を受取り、夫からも慰謝料と財産分与を勝ち取った。ただし、夫はサラリーマンで預金も少なく、慰謝料と財産分与を月々の分割払いにした。当然、公正証書にして後日、取りはぐれの無いようにした。

夫婦の間に子供がいなかったことが、唯一の救いだ。

関連情報

フリーダイヤル0120-7737-02|メールの問合せはこちら

ページTOP