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できる調査とできない調査

病歴調査

病歴調査ができると書いてある探偵社は信用できるか?

私どもの調査業(探偵社)には、様々な御相談がよせられます。そのなかで、特に難しい問題が「病歴調査」「宗教調査」の二点です。どちらも依頼者様からは、必要があるので費用を発生させても知りたい事象なのです。しかし、少し冷静に考えて下さい。

依頼を受ける調査会社(探偵社)は、調査に必要だからと依頼者様に被調査人の「名前」「生年月日」「住所」の三点の提出を求めるでしょう。

貴方の病歴はどこにあるでしょうか?

  1. 本人が知っている
    当然だと思っているのは、本人だけで物心がつく前のことは、育てた親にしかわかりません。しかし一番確かです。
  2. 病院が知っている
    病院には、確かに通院・入院等をすれば資料(データ)が保存されています。
    (最近は電子カルテが普及してきて紙ベースの書類は少なくなりました)
  3. 自分の保険証の組合・共済会もしくは事務所に履歴がある
    間違っていませんが、どちらにせよ病院からは、「病名と診察内容が請求書に記載」された物が届くだけです。なぜ病院に行ったか?までは分かりません。
  4. 張り込み・尾行して通院の事実を知る
    無理やり書いた訳ではありません。意外かもしれませんが、病気関係で調査の依頼で一番多いのは、実は病院からの依頼なのです。

一例ですが、ある整体師様から「私が治療していた患者様から○○○が理由で訴訟をおこす」と言われて困っている「しかし、○○○治療院の通院は事実です、これが今月に私の支払った分の領収書です」と患者が通院している病院の領収書の束。
それに働きに出られないからと、生活保障として月15万円を数ヶ月払っているとのこと。そこまでしていて、なぜ訴訟か?と思われるでしょうが、理由は簡単「慰謝料」です。依頼者様は、事実ならばしかたがないが実は患者様の症状は納得できない。しかし面倒が嫌で金銭を渡して今まできてしまいました。
「初めから北村調査さんの所へ依頼して真実を知っていれば良かった」
調査の結果は当然「写真付き報告書」でしますから、言葉は必要ありません。
偽患者には、内容証明を送って完了。
偽患者は、逆に訴訟をおこされないかビクビクしていたでしょう。

さて、タイトルの「病歴調査ができると書いてある探偵社は信用できるか?」から少しずれてしまいました。大事な本線に話を戻しましょう。

病歴調査は、できることが前提ならば、基本は「保険証の使用履歴」となりますが、保険証は3種類に分類されます。

  1. ○○○健康保険組合
  2. ○○○社会事所 (○○○社会保険事務局)
  3. ○○○共済組合

①は確かに役所ではなく民間の組合ですから、絶対の保証はないでしょう。しかし、数万円で個人情報を売渡して解雇のリスクを犯すかどうかを冷静に判断して下さい。②と③は公的な機関と考えても乱暴ではないでしょう。支払をする側の会社が病歴を問い合わせても教えてくれません。

それなのに・・・・・・・そこに個人情報を販売する人間がいると考える「依頼者様」が存在するので話がややこしくなるのです。各探偵社のHPで「病歴調査」の料金表をみると数万円から30万円位が相場のようです。9万8千円などとリーズナブル?な料金も見受けることができます。もしこれを読んでいる貴方、9万8千円払って報告書を貰おうと思っている貴方。探偵社まで行く費用や振込み代金を考えると10万円以上を失います。そのお金は、全くの死に金です。今すぐ家族のために使うか、寄付に使うか、とにかく有効に使ってください。

そこまで言うのならば、世間に絶対「病歴調査の本当の報告書」が無いことを証明しろと言われそうですので、証明の仕方を記載しておきます。とっても簡単です。
頼もうと思った探偵社(調査会社)に貴方の病歴調査を依頼するのです。ご自分の事柄ですから、一番分かっているはずです。10万円で「良心的な調査会社かどうか」を見分けるのは随分と高い買い物ですね。弊社は創業以来全て、合法に入手できるものだけを販売してきました。ですから、はっきり言い切れます。

※病歴調査に料金表があってたまるか!

④の尾行・張り込みによる調査は、事実弊社で行っておりますが、日数も調査員の数もかなりかかります。ですから、一個人での依頼はありません。
全て法人様ですし、保険会社様が詐欺での支払いにならないか調べるのが多いと思われます。

ここまで読んでそれでも知りたいと思う方は、いんちき調査会社のお得意先に決定です。

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